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社長ブログ

杉本浩司のブログ

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2017年07月03日

知覧特攻平和会館、富屋食堂 視察

当社の経営理念に「全従業員とその家族の幸せを物心ともに追及する」という文面があるのですが、

その物心の「心」の方の社員研修は何がいいだろうか、ずっと考えていました。

それ以外では、リーダーシップ研修とか不動産関連研修はたくさんしてきました。

友人のアイム山口社長が数年前よりスタッフを知覧に連れて行っていることを知り、

どんな研修かぜひ教えてとお願いしたら、快く知覧に連れて行ってくれました。

特攻隊員が出撃前に宿泊した三角兵舎(再現)

知覧特攻平和会館にまず行きました。

会館内は写真撮影が禁止なので撮っていませんが、特攻隊として亡くなられた方の

写真や遺書・絶筆、戦史資料や、当時の写真・映像まで

たっぷり2時間あっても足らないくらいでした。

もう、思い出すだけで、涙があふれてきます。

私は勘違いしていました。

特攻隊員は「天皇万歳」で、命を捧げたと思っていたのですが、

遺書を読むと、未来の平和な日本を願い、自らの命を捧げた、という印象が残りました。

大切な両親、子供がいる特攻隊もいました。

それら家族を残してまでも、日本国の将来のために、自らの命を捧げる。

理解に苦しみますが、当時の教育もあったのでしょう。

天皇への忠実心からの特攻というよりかは

平和な未来の日本のため、と感じました。

もう少し、歴史の勉強をしないと、紐解けないな、とも感じました。

そして、富屋旅館。

特攻隊の映画「俺は、君のためにこそ死にいく」の舞台となり、特攻の母と言われた鳥濱トメさんが

経営した富屋食堂を引き継いだ富屋旅館。

ここもホタル館という特攻の母、鳥濱トメさんの資料館が併設しています。

当時、指定食堂になっていた富屋食堂。

ここで一泊し、お孫さんに当たられる女将から

お話を聞くこともできました。

平和の意味、今私が何のために生きるのか、

色々と考えさせていただく機会をいただきました。

スタッフとも共有して体験し、社業の発展の意義を

みんなで追及できればと思います。

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