盛和塾 東京例会
行ってきました。高輪プリンスホテルで約1000名の参加です。
この不景気を稲盛塾長がどう考えているのか。
1時間半にわたる講話は物音ひとつせず、みんなメモを
とりながら聞き入ってました。私もノート3ページ分
書きとりました。当社の忘年会前に全社員を前に
今年を振り返る話をするので、引用させてもらいます。
稲盛塾長は今回の不景気をこのように感じていました。
現代の「金融」複雑かつ高度で実態が分からなくなっている、
かつ証券化した商品が出回り、「楽して儲けよう」という
机上での仕事が引き金ではないか。
産業界のように、人を雇い設備を投資し朝から晩まで汗水流すのとは
違う。今こそ「利他の心」「正しい心」で経営しないといけない。
金融の法の整備やルールを厳格化しても、
それを取り扱う経営者の「心」が一番重要で
それが変わらない限り、また同じことを繰り返すと。
「動機善なり 私心なかりしか」
また、その他経営に役立つことをたくさん教えてくださいました。
本当に勉強になるあっという間の1時間半でした。
さいごに退散されるとき、私たちも一緒に休憩時間になり、
普通に私たちの間をぬって退散されていたので、
おそるおそる近寄り、胸が高揚してきて、ドキドキしながら
「塾長、握手してください」
力強いグリップで活力いただきました!!
って、アイドルの追っかけ心境ですね。
ただのミーハーです。
心を高め経営を高めていきます
さいごに、稲盛塾長はこんなことを言ってました。
金をもっともっと稼ぐため、もっともっと欲望を満たすために
仕事をしている人は、滅亡への道をたどります。
近江商人の「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」
の「三方よし」のように、世間のため、地域社会のため、
中小企業なら、5人でも10人でも従業員とその家族のため、
仕事をする。
経営者にはすごい営業力も商品開発力も
必要は必要ですが
一番必要なのは「人格を高める」ことです、と。
長くなりました。今年一番有意義な時間でした。