賃貸業界はどうなる
先日の日経。
肌でも感じる相続対策の賃貸住宅建設ラッシュ。
八王子エリアでも容積200%以上の売り地が出ると
ほんとんどD建託の賃貸住宅が建設される。
ほとんどが市外の建築主。
昨年対比貸家住宅着工件数は120%以上。
少子高齢化、人口減少する中、貸家はボコボコ建てられます。
それと、中古アパートの投資家向けの流通も盛んです。
地銀の高金利で購入されるサラリーマンや自営業の投資家が急増しています。
大きな空室がでると支払いが難しくなります。
かなり過度な融資が実行されていることを痛感しております。
起こる現象
①古いアパート・マンションが空いてくる
②この古いアパートの流通でサラリーマン・自営業オーナーが所有
③ギリギリのローン計画なので物件への投資が難しい
④上記アパートマンションの管理が当社にまわってくる
新しい物件はハウスメーカー、古い物件は地元管理会社などの当社。
原状回復ひとつとっても築20年たった物件をまた20年前に
タイムスリップする現状回復しかできない。これから15年未来をみた
リノベーションなどを仕掛けないと、新しい物件には間違いなく太刀打ちできない。
2020年オリンピックに向けて不動産価格は既に天井まできています。
我々賃貸業界は新たなものが増える社会現象ですので、
既存貸家への何かしら優遇を打ち出さないと、とんでもないことが待ち構えています。
当社として、何をもって消費者から支持される物件なのか、
オーナー様と共有していきます。