エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」
2015年ラグビーワールドカップ。
優勝候補の南アフリカを勝利に導いた日本代表エディー・ジョーンズヘッドコーチ。
エディー・ジョーンズはコーチングは芸術だと言っています。
どれほどのプロスポーツチームを率いる監督がコーチングを勉強しているか。
エディー・ジョーンズはあらゆるジャンルのスポーツからコーチングを学んでいます。
そして、その国柄、習慣など歴史から導かれる国民性も鑑みて指導をします。
日本はダメなところを指摘し、それを直そうというところから指導がはいるが、
全く逆のことをエディー・ジョーンズはしています。
伸びるところを認識させ、さらにそれを向上させる。
エディー・ジョーンズと日本代表の選手との会話で興味深いとやり取りがありました。
「君の強みはなんですか?」
「私はパスが苦手でそれをうまくしようと努力しています。」
「私が聞いているのは苦手なプレイでなくて、自分の強みのプレーはなんですか、ときいているのです」
「・・・・・」
日本代表のレベルの選手でも、自分の強みを言えない。
これは日本の習慣というか歴史から来ているとエディー・ジョーンズは言ってます。
出しゃばってはいけない、自己アピールしすぎはいけない。そんな日本の習慣が出ていると言っています。
選手をどう伸ばすか、そしてチームをどう伸ばすか。
会社で言えば、スタッフどう伸ばして企業を成長させていくか。
経営者として、コーチングスキルをもっと上げていきたいと思います。